雇用してすぐのエンジニアが、自分の家族を呼び寄せるために、自分の収入を証明するには?
海外から外国人エンジニアを呼び寄せて雇用している会社の人事担当者から「日本に来てすぐのエンジニアが、家族を早く呼び寄せたいと言っている。どんな書類を準備すればいいか?」という相談をいただくことがあります。その背景には、外国人社員が家族と離れ離れの生活でなかなか仕事に身が入らなかったり、「毎晩、家族と泣きながら電話している」といった切実な現状があるようです。この場合、在留資格「家族滞在」で、在留資格認定証明書交付申請を行うことになります。しかし、その申請で、通常、扶養者の収入を証明するために入管に提出する「直近年度の市(区)・県民税 所得課税証明書」は、来日して間もないので、収入を証明する書類として提出することができません。では、代わりにどんな書類を準備すればいいのでしょうか?
例えば、以下の書類が、扶養者の収入を証明する書類になり得ます。
- 給与明細書(入社時からこれまで発行されたものすべて)
- (会社が作成した)給与支払見込証明書
- 雇用契約書または労働条件通知書
これらの書類を、雇用している会社が準備することで、エンジニアの家族の家族滞在ビザが許可になる可能性が高まります。ご参考になれば幸いです。
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