石川県行政書士会「外食業における外国人雇用の実務」
2019年8月27日(火)の夜、この日2本目の研修講師となる石川県行政書士会の研修にてお話しさせていただきました。
外食業向けに行政書士がどのような外国人採用戦略を提案できるのかというのが隠れたテーマでした。新設された在留資格「特定技能」は外食分野も認められましたのでこの特定技能を軸にどのような採用戦略を提案できるのかが行政書士の腕の見せ所になります。人手不足が顕著な飲食業界では不正な外国人雇用も増えてきています。どのように適正かつ効果的に外国人雇用ができるのかを事例を通じてお話ししました。成功している飲食店は、複数の在留資格者を効果的に活用しておられます。留学生アルバイト×技術・人文知識・国際業務、技能×家族滞在、永住者×定住者×特定活動、などです。
また、特定技能を活用する場合でも、現在日本国内にいる人材を採用する場合と、国外にいる人材を採用する場合では採用戦略や入社前後の育成方法が全く異なってくること、飲食店が外国人を採用する際の成功のポイントは、最初に派遣会社や人材紹介会社ではなく行政書士に相談に行くことなどもお話ししました。