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能美市商工課 「採用力向上セミナー」

    2019年8月6日、石川県行政書士会からの派遣講師として当事務所菅原が石川県能美市 産業交流部 商工課が主催する「採用力向上セミナー」でお話させていただきました。

    能美市内にある企業の経営者様や人事担当者様を対象にしたセミナーで、「質の高い外国人材を採用するためのポイント」というテーマで以下の内容をお伝えしました。

    在留資格とは?外国人就労法制の概要

    就労系の在留資格の許可要件は端的に言うと“国の採用基準”であり、これを知らずして外国人材の採用などできないこと、セミナー参加企業様(製造業)の実際の募集要項を用いてどの業務はどの在留資格に当てはまるのかを解説しました。

    就労系在留資格審査の本質

    審査の本質は受け入れ企業に対する審査であり、入管申請は採用活動のゴールです。そのため受け入れ企業が主体的に入管申請の準備を行う必要があることをお話しました。

    外国人材活用成功企業の事例

    石川県内の物流と製造業の2社の事例を解説しました。それらの企業から見えてくる外国人活用の成功法則を7つに集約し解説しました。(この7つの法則は近日中にコラムにてお伝えしたいと思います。)

    外国人材採用力向上のためになにをすればよいか

    外国人を受け入れるためには、①社内の受け入れ体制の整備、②採用計画の策定、③専門家(行政書士)の適切な活用が必要であることを具体的な理由とともにお話しました。

    企業を悩ます外国人関連の4つの問題

    少し時間が余りましたので、①偽造在留カードの意外な見破り方、②外国人社員の日本語力が上がらない意外な理由と解決法、③逃亡する実習生の意外な本音(逃亡の本質的理由)、④特定技能の活用が広がらない意外な理由、という4つの小ネタ(意外シリーズ)をお話しました。③については第3者として実習生に関わるからこそお伝えできる情報として、またマスコミでは一切報道されていない内容として興味深く聞いていただけたのではないかと思います。(この4つの小ネタも10月以降順番にコラムにアップしていく予定です。)

    今回のセミナーでお話した内容をまとめると、

    • 受け入れ企業が正しい在留資格の知識に沿って採用活動を行うこと、
    • 外国人雇用の成否は採用で8割決まるということ(外国人採用力向上=定着率の向上です!)

    という2点になります。

    セミナー後のアンケートでは各在留資格のコストの比較を知りたいという要望をいただきました。次回以降のセミナーではその情報も入れていきたいと思います。

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