2020年1月17日、金沢大学にて「留学生が働きたい仕事を創ろう～在留資格要件・外国人留学生の希望を踏まえた採用・入社後活躍を考える～」が開催され、当事務所の菅原と古川が石川県行政書士会からの派遣講師として講義を担当しました。
当プログラムは、『「かがやき・つなぐ」北陸・信州留学生就職促進プログラム』の第２弾として開催され、金沢大学・金沢大学大学院に通う21春卒業予定の留学生と、外国人採用を考える北陸の企業が集まりました。

古川は、留学生が就職時に選択可能な在留資格についての解説を担当しました。製造業、不動産業、宿泊業、外食業など様々な企業の採用担当者が来られていましたので、自社の業務の場合どの在留資格が最適かをご理解いただけるよう説明しました。

菅原は、留学生の採用に成功している企業の採用戦略についてお話しさせていただきました。採用活動時点から定着も念頭においた戦略をどのように立てることができるのかを県内企業の事例とともにお伝えしました。給与面以外の自社の魅力をどのように言語化するのかについて特に強調しました。

後半のワークショップでは留学生の皆さんが企業のどこを見て就職先として選んでいるのかリアルな声をお聞きできました。理系の場合は業務内容、文系の場合は職場の雰囲気を重視している学生が多いことが分かりました。その場でマッチングが成立しそうな企業と留学生もあり大変盛り上がったワークショップとなりました。