金沢大学・信州大学「留学生採用成功のポイント」
2019年11月21日金沢ニューグランドホテルにて『金沢大学・信州大学「かがやき・つなぐ」北陸・信州留学生就職促進プログラムコンソーシアム総会・シンポジウム』が開催されました。
シンポジウムのプログラムの一つを石川県行政書士会からの派遣講師として担当させていただきました。
私が担当した部分のタイトルは
「留学生採用成功のポイント~外国人受け入れ先進企業はどんな採用活動をしているのか~」
というものです。
留学生を採用する企業の人事担当者が多く来場されていましたので、
①留学生が就職時に選択できる在留資格の種類と違い、
②先進企業は留学生に対して”自社に入社することで得られるメリット”を明確化できている
という2点をお話しました。
①については特に金沢大学の留学生は積極的に在留資格「高度専門職」を使うことをお勧めしました。
金沢大学は文科省の「スーパーグローバル大学創成支援採択校」のため10点のボーナス加算があるためポイント計算でかなり有利になります。
留学生から見ると「高度専門職」で入社できるならそれだけで大きなメリットがあります。
採用担当者がそのような提案ができるならそれだけで自社を選んでもらえる可能性が高まります。
また、自社で高度専門職保有者を採用できれば、それ自体がその他の外国人求職者へのアピールポイントとなります。
②については、留学生目線の採用活動を行っている企業の事例を4社ご紹介しました。
両大学の学長からも含め多くの質問をいただき質疑応答も大変活発でした。少しでもお役に立つ内容になったのであればうれしく思います。
当日の様子については下記の金沢大学のページもご参照ください。