2019年9月24日（火）、小松商工会議所にて外国人雇用管理セミナーの講師を務めました。
石川県外国人材受入サポートセンター（石川県行政書士会）の派遣講師として伺いました。

小松市は製造業が多いため新制度である特定技能を活用できる企業も多数あります。
そのため、この新制度が技能実習と比較してどうなのか、という視点でお話をさせていただきました。

また外国人の採用と定着に成功している小松市内の企業の事例も取り上げました。
当事務所が実施した人事担当者とエンジニア（インドネシア人）へのインタビュー内容をセミナー内でご紹介し、選考過程のご苦労など生々しいお話を聞いていただけたのはよかったのではないかと思います。
この会社が採用に成功した理由はいくつかあるのですが、一つのポイントは求める人材要件をかなり細かく設定した、ということです。
そのため、この要望に応えることができる人材紹介会社と巡り合うことが難しかった、ということでした。
結果として粘り強くその要望に応えてくれた紹介会社と、人材要件を妥協しなかった採用側との連係プレーが採用に成功した理由の一つだったということです。

セミナー後のアンケートでは、外国人社員の日本語力に悩んでおられる企業が多いことが判明しましたので、今後のセミナー等ではそのあたりの対応法についても触れていければと思います。